2014.09 覚えておきたい日本の牝系100
※自炊HD
全体的に、最近の活躍馬を中心に選んでいるので、「この馬って こんな名牝系出身だったのか」「この馬とあの馬が近親だったのか」 などと、新たな発見があることでしょう。こういった血統の見方一 つによって、競馬の楽しみ方が変わってくるかもしれません。
本書の牝系図に出てくる馬名は5000頭以上。巻末に索引も用意 していますので、ちょっとした血統辞典としてもお役に立つのではな いかと思っております。
「著者 はじめに」より抜粋
種牡馬ではない、牝系を辿ってわかる競走馬・血統の醍醐味がある。
血統の専門家である著者が選んだ『特選100』の日本の牝系を解説。
┣■【競馬】で『馬券』を買う際の『予想』行為には色んな手法があるわけですが、その中で私はこの『血統』面も重要視しました。「血液型占い」をこの歳になって割と当たっていたことに気付かされたわけですが(笑)、人間同様に馬にも「血筋」に伴う「気質」や「適正」が確かに存在すると思う次第。
┣■この『血統』の世界の中でも長い月日を経て様々な分析・予想法が生み出されましたけど、クルリと一周を遂げてまた「血筋」に「ファミリーナンバー」に結局は行き着いてしまった感が私にはします。
┣■そんな「ファミリーナンバー・テーブル」をギュッと代表格を新書にまとめ上げているのが本書です。元本「ファミリーテーブル」って超高額だったりするんですよ。登録数も膨大で・見て調べるだけでも大変な労力を要します。(苦笑) それが見開き1頁ごとに各ファミリーを紹介しており、これは大変便利だと思いました。DBとしての価値も相当高いですね。
┗■「紙の本が売れない」とただ嘆くばかりですが、新書サイズで適度にまとめられているのであれば、まだまだ紙媒体も捨てたモノじゃないはずです。そんな可能性も本書から感じました。ハイ。