白狸の考現家 +KEIBA

昔『ギャンブル依存症』でした。私は【競馬】で会社を転々としました・・・

制限>「集約」されていく競馬界。それは著しい縮小の始まり・・・

 こん○○は !! 白狸です。大量の画像「データ移動」で作業が進められず、その合間に書いています。(^^ゞ

 

 長年愛用していた【競馬ブックコーナー】にて今週こんな出来事がありました。

 

 重賞に出生予定馬の近況写真『PHOTOパドック』コーナーの更新時期が「月曜の週初め」から「出走間際の週末」へ変更されました。【週刊誌・競馬ブック】にて長年カラー写真にて掲載され続けているものですが「ネット上での無料閲覧」に制限が加えられた形となります。「無断転載禁止」とわざわざ画像に打ち込んでいる有り様です。確かに転載しているサイトも見掛け、著作権等の問題もあるかとは思いますが、私はこれでまた一つ「日本の競馬界は縮小していく」ことを感じた次第です・・・ 

 

 同社に関しては先に『レース情報/週間情報/トピックス/海外競馬/地方競馬』のコピー&ペーストが不可処理されました。私は購読当時2003年11月からこれまでずっと記録保存していたので・とてもショックを受けましたが、かといって有料・お金を支払ってまで得続けたいとも思わなかったため、今春この情報収集を断念した次第です。そして同じく長いこと記録保存していた『PHOTOパドック』も同様の道を歩みそうです。

 私はこの『PHOTOパドック』がもっと充実していたならば(それ専用のものがあったならば)購読誌続けていたと思います。【一口馬主・共有クラブ】に嵌まったのも競走馬そのものに強い感心を抱けたからです。(笑)

 最大手たるものが情報を公開しなくなったらば、その業界は新規開拓が進むことはなく・市場規模は縮小していく。私はそのように考えます。

 

 弱小・関西老舗であった【競馬ニホン】は今春「休業」する事態となったわけですが、こちらは逆に積極的に無料情報を公開しておりました。『Twitter』の方は私は利用しておりませんでしたが、かなり好調だったようです。しかし顧客獲得までには至らなかった。同様な事例は他にも何社か挙げられますね・・・ 。

 

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 今週末いきなり世界最大手【ウォルマート】の【西友】売却・日本市場撤退する旨、報道が流されましたね。

www.tv-tokyo.co.jp

デジタル分野への投資に集中するため日本市場から撤退します。アメリカの流通大手ウォルマートが傘下に置く西友を売却し日本市場から撤退する方針を固めたことがわかりました。ウォルマートは本国でアマゾン・ドット・コムなどとの競争が激しくデジタル分野への投資に集中するため、西友の売却を決めたものとみられます。西友の買い手探しに向けた打診は既に始まっており、他の国内流通大手や投資ファンドなどが候補に上がっています。

 

 撤退理由として「人口減少が避けられない日本市場を見限った」といった指摘もされてました。売却先には日本の同業大手/ファンドなどが挙げられておりますけれど、また一つ「販売手法が無くなってしまった」ことは確かです。

 

 

 アッ「データ移動」が終わった。まともに書くと時間を要しそうなので・端折りますが (^o^;)、大手へと集約されし続けた先には「多様性」は失われ・面白味はパターン化から飽きられやすくなり、その業界そのものへの興味が失せて離れていくことが予想できます。絶対必要である上記【食品業界】は大手が突然撤退すれば「供給」が問題となるわけです。私が言いたいこと、お察し頂けますでしょうか?

 

 利害関係がありますので難しいところですが【業界】としての「舵取り」を率先して執る者がいないとマズイ。日本競馬界の場合は【JRA】と【政府】のバラマキ政策の恩恵にたまたま該当できただけで、熱心なファンは獲得できていないのではないか。そう思わざるを得ません。

 

 “チリ”のような存在かもしれませんが、コツコツ通ってくれる支持層が減っていけば・その業界は縮小していくしかありません。「史上最高の売り上げ」など・水かさ増しに過ぎません。一部の既得権益層・富裕層だけだもの。

 

 ビッグバンの後はブラックホールに呑み込まれるように消え去っていく? それは必ずしも自然災害によるものではなくて、人災・人が怠ったせいで。そんな雰囲気を感じましたので、一応メモしておくことにします。(苦笑)