日本競馬 闇の戦後史
内容紹介
馬主、厩舎、騎手があのときの真相を明かす欲に狂い、熱狂した人々は、私利私欲のために多くの事件を引き起こしたが、その事実が明かされることはなかった。闇に葬られた昭和の事件史を今一度、振り返る。
内容(「BOOK」データベースより)
100年を超える歴史の中で多くの名勝負を生み出してきた日本競馬界。しかし戦後は、血腥い事件が頻発していた。各地で開催される闇競馬は盛況を極め、治安の低下を招き、ヤクザたちの収入源となっていた。そして、お役所主義のJRA、人と人とのつながりがモノをいう古い体質の厩舎関係者は、これらの不都合な真実を隠蔽し、闇に葬り去ってきた。半世紀にわたり現場を検証し続けてきた著者が、移りゆく歴史の中で埋もれてきた数々の事件を初公開する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渡辺/敬一郎
1936年、千葉県に生まれる。早稲田大学文学部を中退。競馬評論家・大川慶次郎氏に師事し、競馬専門誌「ダービーニュース」編集長を務める。1966年に退社し、執筆活動を開始。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)