※書斎部屋
「基根牝馬(イギリス・サラブレッド,アメリカン・ファミリーズ,コロニアル・ファミリーズ)」「基礎牝馬」「我が国の牝系の分析」
285頁+47頁
『アラブ系』を刊行すれば当然より興業発展を遂げた『サラ系』も出されますよねぇ。「競馬ブーム」の波を何度も浴びせられた日本人の中には多くの「血統論者」が誕生しました。【競馬】には“血のロマン”がある!とよく吠えられる方がおられますが、ある意味“タブー”な領域を『馬』というもので検証・覗いているのだと私は言えると思いますね。
大体4年のサイクルで系統が引き継がれていくサラブレッド。犬猫のように数ヵ月のサイクルですと早すぎて・すぐに飽きてしまいます。(苦笑) 現役時代の「レース」も実感できて・その血を受け継ぐものも見届けられる。検証していくにこれほど好都合な対象もないのではないでしょうか?
私も数多くの血統論を拝見してきましたが、その中でコレかな?と感じたのが『ファミリーNo.』です。まさに系統です。特徴が引き継がれていくことは牛や豚でも実証済みです。「父」よりも「母」を重視するのは『一口馬主』経験者ならばよくお分かりかと。(^_^;) ・・・ ゆえに“タブー”な領域なんですけどね。その根源を覗かれてみますか?