※書斎部屋
「草地についての全般的注意」
「建物についての全般的注意」
「馬の扱い方の実際」
「生殖器の基本的構造」
「姙馬の管理」他
著者は、ニューマーケット馬事研究所(Equine Research Station of the Animal Health Trust)の所長。
134頁
┣■挨拶文を読むと当時としてはかなり画期的な書物だったようです。確かに本書を手元に置いて競走馬を生産・管理していた光景が目に浮かびますね。正直この40年後に牧場を巡っていて感じたのは「知識・意識」に雲泥の差があるということ。『競走馬』を生産物として見ているか、愛玩・ペットのように見ているか。もちろん前者の方がシビアな経営・見方をされておられました。「ドラマ性を追い求めて始めたらいけない」職種であると私は見学を通じて結論付けましたね。
┗■未だに難解な『馬産』ですが、携わる人はその探求心から獣医学を/血統をと学んでいきます。そして「夢」叶わず・資金が潰えて廃業していく厳しい世界です。愛情込めて育てたであろう馬を保険金目当てに射殺する事件も起りました。ただ放置するばかりでなく、そうした「組合」的な面も見直さないといけないでしょうね。今更遅いだろうとは思いますが・・・ 話がズレましたね。スミマセン。<(_ _)>