秋季特別展「メジロ牧場の歴史 “白と緑”の蹄跡」【競馬博物館】 JRA
秋季特別展「メジロ牧場の歴史 “白と緑”の蹄跡」【競馬博物館】
JRA競馬博物館では、10月6日(土曜)から2019年2月17日(日曜)まで、秋季特別展「メジロ牧場の歴史 “白と緑”の蹄跡」を開催いたします。
日本競馬史において数々の偉業を成し遂げた名門メジロ牧場。2011年にその歴史に幕をおろしたものの、我が国の競馬に大きな功績を残しました。
本展では、関係者のご協力を得て多くの貴重な資料を展示するとともに、それを支えた調教師や騎手のインタビュー映像を交えて、同場がわが国の競馬に残した功績と今も引き継がれるその血脈を紹介いたします。
なお、展覧会初日の10月6日(土曜)の最終レース終了後には、東京競馬場パドックにて横山 典弘騎手のトークショーを開催いたします。
この機会にぜひご覧ください。皆様のご来館をお待ちしております。概要
会期
10月6日(土曜)から2019年2月17日(日曜)場所
JRA競馬博物館 1階エントランス・ギャラリー/2階展示室3展示構成
メジロ牧場の歴史
関係者が語るメジロ
メジロの優駿たち
受け継がれる血脈
みどころ牧場の歴史と、創業者である北野豊吉とその妻ミヤの、天皇賞や父内国産馬へのこだわりを紹介するとともに、メジロの馬たちの関係資料を展示いたします。また、今回はメジロの馬に関わった調教師や騎手の方10名の特別インタビューを上映いたします。
1.メジロ牧場の偉大な歴史と功績について
創業者・北野豊吉とその妻ミヤの天皇賞と父内国産へのこだわり
馬を一切売らない純粋な「オーナーブリーダー」
海外からの積極的な種牡馬・繁殖牝馬の輸入
2度にわたる有珠山噴火による牧場存亡の危機
メジロラモーヌによる史上初の牝馬三冠
「天皇賞のメジロ」の象徴である父仔三代制覇
現在も受け継がれているメジロの血脈北野豊吉
2.メジロの馬たちを支えた関係者の特別インタビュー放映
関係者10名の方に、ご自身が携わったメジロの馬についてお話をうかがった特別インタビューを上映いたします。奥平 真治元調教師(メジロラモーヌ・メジロライアン)
池江 泰郎元調教師(メジロデュレン・メジロマックイーン)
大久保 洋吉元調教師(メジロドーベル)
河内 洋調教師(メジロラモーヌ・メジロブライト)
山田 泰誠元騎手(メジロパーマー)
武 豊騎手(メジロマックイーン)
村本 善之元騎手(メジロデュレン)
横山 典弘騎手(メジロライアン・メジロベイリー)
吉田 豊騎手(メジロドーベル)
黛 弘人騎手(メジロコウミョウ 注記:メジロ牧場の服色での最後の勝利)池江 泰郎元調教師
大久保 洋吉元調教師
横山 典弘騎手
吉田 豊騎手3.メジロの功績と名馬たちにかかわる貴重な展示品
【展示資料の一部を紹介】
第28回日本ダービー決勝写真
1着:ハクショウ(内)
2着:メジロオー(外)
御紋付天皇盾
第103回天皇賞(春)
メジロマックイーン
天皇賞優勝肩掛
第62回(秋):メジロアサマ
第86回(秋):メジロティターン
第103回(春):メジロマックイーン
メジロライアン頭絡
┣・予想通り、よく行われる展示スペース(1F 左通路)だけだったのですが、題材が【メジロ牧場】だったので、非常に興味深くパネルを読ませて頂きました。(^_^) 実際に伊達にあった牧場にも見学させて貰い、ざっくりとは存じていたつもりでしたけれど、少し勘違いしていた点などもあって面白かったです。またさすがにこのスペースだけでは収まらず、2Fに映像・優勝肩掛・天皇盾などが展示されておりましたね。当時生で観戦したレースも多かったので、それら優勝賞品を見比べられたことも良かったです。作り自体は全く同じでも微妙に違うんですね、『天皇盾』って。(笑)
┣・「記憶に残る名馬が欲しいならば、メジロ牧場縁の血統から」なんてことを思ってしまう、そんな良き展示企画だと思いました。それだけに閉鎖されてしまったことは時代の流れなのでしょうけれど至極残念でなりません。
┗・また全くの偶然ですが、共有クラブ【社台】の会員になったにも関わらず、私が所有した愛馬の多くは、この【メジロ】だったり【シンボリ】縁の血統だったりしましたね。「丈夫に走れそうな愛馬」を一生懸命にカタログから探していたら、そうなっただけなんですけど。(^_^) 肉付きが良い馬が必ずしも丈夫ってわけではないんだよね。