内容説明
本書は、数々の優駿を競馬界に送り出してきた北の大地の生産者たちを訪ね歩き、彼らの生きざまやサラブレッドにかける思いを、牧野を舞う薫風とともに伝える。
目次
父が愛した牧野から―ノーザンファーム(早来)吉田勝己
長男の出帆―杜台ファーム(千歳)吉田照哉
言葉のある一族―吉田牧場(早来)吉田重雄
「日高」の生き残りをかけて―白井牧場(門別)白井民平
十年前とは違ったこと―村下ファーム(浦河)村下喜幸
「静内」産馬の復権を―服部牧場(静内)服部和則
あまりに劇的な―幣旗牧場(奥静内)幣旗力
怪物をつくった男―早田牧場(新冠)早田光一郎
帝王が蘇生した風の谷―二風谷軽種馬育成センター(平取)稲原啓三
人の力を結集した馬づくり―下河辺牧場(門別)下河辺俊行〔ほか〕