※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。
馬券検討にも欠かせない“馬場”の秘密を公開!
特集は「高速馬場は悪なのか!?」。昨秋に続き、今春の東京も高速馬場が話題となった。これに対し、「日本の馬場はガラパゴス化しているのではないか?」、「競走馬への負担が大きいのではないか?」などの声も挙がった。編集部ではJRAの施設部やトレセンで調教師・騎手に取材をし、高速馬場となった要因や競走馬への影響の有無を検証した。その結果は……本誌をご覧ください!また、早くから馬場読みの重要性を説いてきた亀谷敬正氏が、9月の中山・阪神開催の馬場傾向対策による馬券術を披露。
その他、
恒例の対談「今回もぶっちゃけます! 2019年春G1回顧 佐藤哲三元騎手&藤田伸二元騎手」、
「セレクト&セレクションセール・ダブルリポート」の特別企画、
プロアマ問わず1本1万円の新企画、
新たな漫画連載への道「サラブレ4コマ漫画ダービー」などを掲載。
※電子版にはアンケートハガキは付きません。プレゼント応募等、アンケートハガキを利用する応募をご希望の方は、雑誌をお買い求めください。
こん○○は !! 白狸です。今週【メルカリ】にて出品をお願いしている『サラブレ』を購入しました。(^_^) 中古本なのでこの最新版ではないですけれど。旦那様の許可が下りないと出品できないようです。(苦笑) 私としてはDBとして遺しておきたいだけですので古くても構わないんですけどね。引き続き出品されることを祈るのみです。案外この『サラブレ』は出回っていないんですよねー。店頭では高いし・リアル競馬から遠ざかっている今の私には必需品とまではいかないので・・・
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さて本題ですが、タイトルに掲げた「高速馬場」というよりは、また「鞍上・追い方」だったりします。メインレースはかろうじてTV録画で見るように心掛けておりますが、先週の重賞レースも随分と酷い騎乗が見受けられましたのでメモしておきたいと思います。
東の重賞『GⅢ京成杯AH』は、“新旧の騎乗フォーム”の違いを見比べるのに恰好のレースでした。見事逃げ切った:老兵・横山典弘の追い方は実に綺麗で馬の気持ち・走りに合わせた追い方でしたね。(^_^) 下肢はがっちりと固定されておりましたが・上半身で馬の首の動きにジャストフィットされておりました。あれは馬への負担が少ないはず。馬がレース後に負担を感じたとすれば、それはやはりあまりにも速すぎる「時計」肉体的限界点といったところでしょう。我々の感覚に例えれば「体育館」や「氷上」で走らされるものに近い、スピードが出すぎたことによる負荷ですね。摩擦がなさ過ぎるのも考えものだという話。。。
※ビックリするような「レコード」決着となった開幕週でしたが、残念ながら動画はアップされていないようです。【JRA】HPでなら
そして今回も苦言を述べたいのが中堅騎手の「追い方」です。2着の北村宏司は最後「ムチの連打」。人気を背負っていたということもありますが、あんなに連打されると馬が走るのを嫌がりそうです。(^_^;) そして外から追い込んできた5着の三浦皇成はいやぁ酷かったですね。坂上で勢いよく内股をパカパカと広げて自身が太いこん棒と化し・激しく前後揺らして追う。で、ラスト100m過ぎて追い疲れたのか後ろに重心が下がりすぎて・逆にブレーキを掛けるような姿勢に。これがかつて「秀才ジョッキー」としてメディアに大きく取り上げられた者かと、見ていてとても悲しくなりました。若手同士でつるんでいるとこんな騎乗フォームになるんですかね ??
西の重賞『GⅡセントウルS』もレコード決着となりましたが、こちらは綺麗な「差し切り」によるものでした。鞍上はルメール。尻餅も見せず。ただ今回に限っては横山典弘の方が綺麗な騎乗フォームだったと思います。(^_^)
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「高速馬場は悪なのか !? 」という点に関してですが、レース後にこんな興味深いコメントが発せられておりましたね。
~レース後のコメント~
1着 トロワゼトワル(横山典弘騎手)
「開幕週ですし、思い切って行きました。体内時計がしっかりしているジョッキーなら速く見えていたのかもしれませんが、(自身は)馬との会話でやっていますので、この馬にとっては速くなかったです。今日のレースでも速いタイムが出ていましたからね。追って切れるようなタイプではないですし、52キロも利きました。何と言っても出来が良かったです。(このタイムについては)馬場造園課の努力の結果だと思います。素晴らしい馬場です。この後はメンバーも強くなりますし、斤量も重くなりますし、さらに強くなってくれると良いですね」(安田隆行調教師)
「出来が良かったです。前走後はここに向けて順調に行きました。このペースはどうかと思いましたが、直線で"おっ"と思いました。この後は未定です」
「パドック」映像を見た感じでは、胴体がとても細い牝馬で「斤量」による特典がまず大きかったと。柔軟性というよりも力強い歩様を見せる馬かと。あと好位差しの競馬が続いてましたが、非力なタイプなので・逃げに近い前々の馬でしょうね。横山典弘は過去に2度騎乗したことからその点に気付いていたのでしょう。でなければ52キロの騎乗は断ったのではないでしょうか。(苦笑)
馬場に関しては「(このタイムについては)馬場造園課の努力の結果だと思います。素晴らしい馬場です。」と述べられておりますが、これは勝ったから・勝ち馬にはこれ以上のお膳立てはない馬場だからでしょうね。仮に『GⅠ日本ダービー』の際に「変わらず後方一気に行く!」宣言していたメジロライアンで参戦していたとしたら・この高速馬場は決して褒めなかったと思われます。(苦笑・2) 「勝てれば何でも褒め返す」といったところでしょうか。(^_^)
db.netkeiba.com ※悲願のG1宝塚記念は、一転して前々の競馬でしたね。
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今週末は定番となった3連休・3連チャン開催ですか。昔ならばこの『中山・阪神開催』は「ドル箱」でしたので臨戦態勢で取り組んでおりましたね。(^o^) 「直線が適度に短く・仕掛け処が掴みやすい」。かなり事前の予想通りで・計算できるんです。「長い末脚」にも限度がある。そのことを主催者である【JRA】は見誤りました。中央競馬は“当てもの”化した。所詮、日本のギャンブルは操られてナンボの娯楽なんですかね。(苦笑)