白狸の考現家 +KEIBA

昔『ギャンブル依存症』でした。私は【競馬】で会社を転々としました・・・

2012.03 勝ち馬の基準Kスタンダード 馬の強さを計るモノサシ

 

勝ち馬の基準 Kスタンダード

勝ち馬の基準 Kスタンダード

 

内容紹介

――かつて、中央・地方競馬を「実走着順理論」で制圧、馬券年収1500万円を達成したKヤマモト。彼が競馬マスコミから消えて早6年。雌伏の時を経て、復活したヤマモトはWIN5や数々の高配当を的中させこの世界に戻ってきた。マイコミ「競馬GP」では、2011年途中参加ながらも、有名予想家たちを相手に、年間チャンピオンの座を手に収める大活躍、大復活を遂げている。  南関東公認予想家・吉富隆安師から予想メソッドである実走着差を伝授され、オリジナル化に成功したのが実走着順だが、これをさらに進化させたKスタンダード(勝ち馬を見つけるモノサシ、基準)が今回の復活劇をもたらした。  Kスタンダードは枠順と着差、ペース、走ったコース(実走距離)から算出される実走着順に加え、「逃げ馬」「レベルが高いレース」など、勝ち馬を見つける方法論を新たに搭載した。これが「競馬GP」公開予想で2011年8月21日のWIN597万馬券的中につながったのである。  また、単勝買いから3連単、WIN5などの高額配当馬券的中につながる「買い方進化論」もコーチング。 本書は、極めてオーソドックスな理論ながら、競馬の基本のキに立ち戻れるいわば「馬券買い」の教科書。吉富師、互いの予想をののしり合う?盟友・水上学氏との対談も収録し、馬券的中の真髄に迫る!

出版社からのコメント

Kヤマモトいえば、水上学さんとの「モンデヤラーズ」を結成し、「競馬最強の法則」誌上で、学生予想家軍を完膚なきまでに叩きのめした“えげつない人”。今回もそのへんのエピソードが対談中に出てくるので必見! それはともかく、例えば今年の弥生賞でトリップとアダムスピークの前走の枠順、着差からアダムスの敗因が明らかになったり、「近似脚質」(軸に選んだ馬と同脚質の馬で、ヒモに必須)という考え方など、競馬の見方、馬券の買い方を進化させる一冊です。

著者について

Kヤマモト&「競馬最強の法則」取材班 本名・山本峡(やまもとけい)。1967年、神奈川県出身。大井競馬公認予想師「ゲートイン」吉冨隆安師の実走着順理論に惚れこみ師事。本文中にも紹介している2002年大井・帝王賞3連単10万馬券をズバリ、1~3着の3頭のボックス買いで的中。3000円分的中し、一瞬にして300万円超の現ナマをGETした。これを機に月刊誌「競馬最強の法則」にレギュラー登場。グリーンチャンネルにもスポット出演を果たす。04年からは内外タイムズ紙でも予想を掲載。その後、紆余曲折を経て11年春、予想界に復活。著書に『100円玉が1000万円になる3連単最強の法則』(弊社刊)。 ●Kヤマモトが予想を提供しているサイト「競馬GP」(マイナビ運営) http://keibagp.mycom.co.jp/

┣■図書本。検索したら予想本なのに所蔵されていた。(驚) ちょうど私の「競馬熱」が急速に冷め始めた・心身共に疲れ果てた頃で、Kヤマモト氏と言われてもピンと思い出せなかった。ページを見開いて「あっ【ニフティ】競馬で連載していた人か」と思い出した次第。日々競馬生活だった私の目から見ても「まともな」予想家でしたね。

┣■掲載されている実物写真を見て「確か【競馬最強の法則】の企画で師匠と共に実践現場で負けたことがあるはず」と思い出したくらいなのですが(笑)、正直『本』としては、メールでベタ書きされた原稿をロクに編集せずに馬柱など挟んだだけの酷い素人侍の出来。語り自体はいい加減ではないので、読み通される覚悟で一読してみて下さい。まともな予想のスタイルというか、そうした気構えを感じ取って欲しいですね。

┣■師匠・吉富隆安氏が考案した『実走着順理論』は確かに理にかなっており、予想家業として【南関東競馬】でも実践されていた立派な予想だと思いますが、いかんせん、どこを走ったのかを確認・調べなければならず、手間の掛かる代物でした。私も膨大なデータを好む予想をしてましたので、その苦労の度合いは容易に想像できます。(苦笑) もの凄く疲れるんです。(^^ゞ

┗■Kヤマモト氏の「逃げ馬」理論もその通りなわけですが、意外とこの逃げ馬を検討するのが難しかったりするわけで、「絶対値」をやはり意識し出しますし、そして数を重ねていく内に自然とレース数も絞れていくわけです。まあ正しくやり続ければ行き着くみたいな。逆にこうした詳細な検討を諦めて「全レースの少数買い」「荒れる1レースを多数買い」するやり方もあるわけです。これは思考能力(予想)の持続力が問われるのだと思います。ギャンブルですもの、自分に合ったスタイルを早く見つけて・納得することがやはり一番です。 ウーン、なんかそんな感じかな、本書を読んでみて。

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