白狸の考現家 +KEIBA

昔『ギャンブル依存症』でした。私は【競馬】で会社を転々としました・・・

高知でハルウララにaitai 高知競馬Official Book 2004

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┣・主催者である【高知競馬】発行の小冊子ですね。ご覧の通り私は【BOOK・OFF】店頭にて買いました。(笑) マスメディアに大きく取り上げられ、それに物珍しさ・弱い者見たさから群がったチンケな大衆(爆)、そして当時「廃止」の瀬戸際にあった【高知競馬】と、表向きとは裏腹に生活に困っていたと思われる女性ライターの謀略が絡み合った“事件”だと私は思います。

ja.wikipedia.org

馬主の手で栃木県へ移送される[編集]

2004年9月15日、同年3月に横山貴男から無償でハルウララを譲渡され[51]実質的な馬主となっていた安西美穂子[52][† 7][† 8]の手によって、ハルウララは栃木県黒磯市にある那須トレーニングファームへ移送された[54]

移送に至る経緯や移送当日のやり取りについては、宗石と安西との間で主張に食い違いがある。宗石は、引退レースを勝たせるための体力づくりをさせたいと主張する安西サイドと「高知競馬の僕らの手の中で出走させ、ファンの皆さんに姿を見せ、その中でチャンスがあれば勝つ」という方針を抱く自身との間で以前から対立があり話し合いの最中であったが[55]、9月15日午前に馬運車とともに安西が現れ、約2時間の押し問答の末、安西側の人間に「おまえの考えはどうでもいい、馬を出すのはオーナーの勝手だ」[55]、「警察を呼ぶぞ」[56]などと言われ移送に合意せざるを得なかったと主張している[55]。一方安西は、当時撮影中の映画『ハルウララ』への出演と引き換えに9月13日以降に放牧に出すことについて高知県競馬組合管理者の前田英博との間で合意が成立しており、宗石も「投げやりな言い方だったが、『好きにしてください』と言っていた」と述べ、同意は得ており突然の移送ではなかったと主張した[57]。なお、日本経済新聞記者の野元賢一は移送に関し合意があったかについて、「競走馬の移動の際に携行すべき『健康手帳』は、移送後も宗石調教師の手元にあり、後日に黒磯へ郵送された。必要な書類の受け渡しもない移送を、安西は『合意の上』と主張している」と指摘している[52]

安西は移送の理由について、「休養させ、いい状態で勝たせてあげたい」ことにあると述べ、宗石が「いろいろなしがらみがあり、仕事を背負い込んでいて、ゆとりがない状態だった」と主張して移送を正当化した[57]。安西はみずからが運営するホームページにおいても「ハルウララには慢性的な疲労が蓄積しており、中長期的に休ませることが必要」と主張[58]、さらに栃木県で行った血液検査の結果、白血球値が高いことや肝機能の低下が判明したとして、「高知競馬で走らせていれば競走生命が失われていた」、「回復まで中・長期の療養が必要」と述べた[59]。ただし、移送後ハルウララに関するシンポジウムを開催したファンのひとりは、血液検査を行った獣医師から「2回目の検査が終わった後、『馬は元気なので高知に返すべき』と進言した」という証言を得たと主張している[59]

高知新聞の記者石井研は安西の一連の行動について、安西が3月にハルウララの商標登録を出願したこと、8月にハルウララのグッズの権利を巡り高知競馬側に内容証明書を送り付けた事実、さらにハルウララのオーナー会員を募り、「引退までは月会費をニンジン代に使うと金を集めておきながら、財務内容は出資者にも明らかにしていない」事実を示した[60]うえで、以下のように述べている。

考えてもみてほしい。貧しい競馬場で弱い馬を走らせ続け、枯れ木に花を咲かせたのは調教師であり、厩務(きゅうむ)員たちだ。「花咲かじいさん」が満開に育てた後で無償でもらい、半年で700万円以上のグッズ権利金を手にし、連れ去った揚げ句に「高知競馬は馬を酷使している」。あんまりじゃない?と思うのは無理からぬこと。馬主側の財務内容こそ明らかにしてもらいたい。— 【夕刊話題】使途不明?”. ハルウララ関連記事高知新聞 (2004年12月28日). 2016年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月18日閲覧。

高知へ戻ることなく引退[編集]

2005年1月3日、宗石と安西が話し合いを行い、宗石がハルウララの健康状態をチェックし、出走可能かどうか判断した上で同月中に高知へ戻すことで合意した[61]。翌4日、宗石と安西は栃木県内で記者会見を開き、1月中にハルウララを高知へ戻すこと、体調を見ながら予定通り3月に引退レースを行う予定であると発表した[62]。しかし、2月になって安西は体調の回復が遅れていることを理由に復帰延期を発表[63]。結局そのままレースに復帰することなく、2006年10月にハルウララは競走馬登録を抹消された(NARが関係者に対して行った現役続行の意思確認に対し返答がなかったため[† 9][65]

この間、安西は2005年6月に森田健作を応援団長とするプロジェクト「ウララ1勝プロジェクト」を立ち上げ、同月中にハルウララを高知へ戻し2005年中に引退することを発表したり、同年10月に森田を発起人とする「ハルウララ基金」(引退後のハルウララが地方競馬を巡業するための寄付金を募るプロジェクト)の設立を発表するなどしたが、いずれも実現しなかった[66]。なお、ハルウララが移送された「那須トレーニングファーム」場長の広田修司は「高知競馬クラスなら勝たないとおかしいレベルまで仕上げ」たものの馬主サイドは「レースに復帰させず、突然どこかに持って行ってしまった」、「人間の都合で愛玩動物のように扱われ、可哀相」と述べている[67]

最終的な成績は113戦0勝(2着5回、3着7回)であった。

引退後[編集]

2006年10月、安西は千葉県勝浦市の保養施設にて「ホースセラピー開校記念パーティー」を開催し、11月に引退競走馬の再利用促進とセラピー活動を実施するためのNPO法人「おうちへ帰ろうクラブ」(代表安西美穂子)の設立を申請した(2007年10月認証[68][69]、2013年8月解散[69])。安西はハルウララをセラピーのために使役していたとされるが、安西からセラピーを教育に活用するよう提案され実際にセラピーに接したという勝浦市の教育長は「ただ、ハルウララを見て触っただけという印象」とコメントしている[67]

2009年夏、ハルウララは安西の意向により繁殖牝馬となるべく北海道新ひだか町の牧場に移送された。ディープインパクトとの交配計画が報道され、安西が週刊新潮の取材に対し、「知り合いの調教師などから話があって計画が動いた。ディープインパクトが繋養されている社台スタリオンステーションから9月以前に内諾を得た」、種付け料が900万と高額で、私個人にはとても出せない。小額のファンドを募ってみんなの夢に繋がればいいなあとも考えている」と、募金を検討中であるとコメントしたこともあった[70]。しかし、その後長期にわたり、生死さえ明らかではなくなった[71]

2013年4月頃、安西サイドは千葉県御宿町にあるマーサファームにハルウララを預託した[71]。しかし、同牧場の関係者によると、半年ほどすると預託料が支払われなくなり、安西が牧場に姿を見せることもなくなった[72]。そして、最終的にハルウララの所有権は放棄され[71]、マーサファーム側(ハルウララの余生を支援する「春うららの会」[73])に移った[71][72]。2018年夏には、御宿町出身で帰省のたびにマーサファームに寄ってハルウララに餌を与えていた木更津警察署の警部補の発案で木更津署の夏の交通安全啓発ポスターに起用され、8月22日に繋養されているマーサファームでハルウララに署長感謝状とニンジン約600キロが贈呈された[74][75][76]

 

┣・私が北海道を訪れて牧場関係者に聞いた話では「観光目当て」の馬として1億円で譲渡したいという打診を受けた、と聞きましたね。(^_^;) 自分より年下の女性に鼻の下を伸ばした・己の著書を弟子に代筆させていたという噂の、著名な競馬関係者もやたらとハルウララを持ち上げていたのが滑稽に映りました。(爆笑) 

ハルウララ日記

ハルウララ日記

 

 

┣・この時期には「競馬ライターだけでは飯を食っていけない時代」になっていたということです。

 

www.asahi.com

mf-urara.jimdo.com

┗・肝心の競走馬の方はなんとか無事に余生を送る場所を見つけられたようです。良かったですね。またこの話には一般上映されることがなかった「映画」の問題もありました。謀略を図ったことで競走馬だけでなく、一人の女性の運命も大きく変えてしまいました。映画の上映が中止され、渋谷のビルに大きな垂れ幕が掲げられた時はその事情を知って、とても悲しくなりました。「女が女を不幸にした」そんな話がここにはありました・・・ 。

ハルウララ

ハルウララ

 

高知競馬の調教師・宗石大は勝てない馬でも大事に育てる為厩舎の台所は火の車だった。そのため、妻は娘を連れ家を出ていた。そんな宗石厩舎に騎手試験に落ちた藤原がやって来て、厩務員としてハルウララを世話することになる。しかし全く勝てないまま歳月が過ぎてゆく。そのハルウララが不況のあおりで存続が危ぶまれる高知競馬の救世主となる。負けても負けても走り続ける姿がマスコミに取り上げられ、一躍社会現象にままでになったのだ。そして宗石は最後のレースに秘策を練る。

(C)2005「ハルウララ」製作委員会
ジャンル ドラマ監督 森川時久主演 渡瀬恒彦, 賀来千香子, 忍成修吾

 

www.youtube.com ¥300で視聴可能だそうです。

 

 

 

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